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デイサービスでの看護師の急変対応・・・医療者が少ない中で委ねられる急変対応!

デイサービスの看護師の急変対応には、辛いものがありますね。

人員基準は、中規模でも大規模でも基本的に1名以上です。実際の現場でも、常駐している看護師は1名程度の現場が多いです。

そこでやっぱり気になるのが、急変対応ではないでしょうか?

どこの職場でも不安はつきものですが、デイサービスでの看護師の一番の不安要素は急変対応だといっても過言ではないかと思います!

今回は、私が実際に経験した急変の経験談と、急変対応の流れ、危機回避の為にできることについてお話ししていきます。

デイサービスへ転職を考えている看護師さんの急変対応への不安を、少しでも減らすことが出来たら嬉しいなと思います。

デイサービスの看護師が急変に遭遇し、ヒヤッとした瞬間!

デイサービス 看護師の急変との遭遇について、私の経験をお話しましょう。

私が、非常勤として勤めているデイサービスはリハビリテーションを目的とした半日のデイサービスで、10~22人を1名の看護師で看ている現場です。

この現場で、私が以前経験した急変についてお話ししたいとおもいます。

利用者さんは慢性呼吸器疾患であり、在宅酸素を利用しながらデイサービスに来ていました。

いつもは元気で問題ないようでしたが、ある日デイサービスのバイタル確認で、血中酸素濃度が70%近くまで低下していたのです。ご本人も少し苦しいと訴えあり。

私が吸入酸素量を少し調整しても血中酸素濃度は上がらないため、これ以上の酸素量の調整は看護師には困難と判断し、かかりつけの医師に連絡を取ることになりました。

しかし、かかりつけ医は手術で連絡がつかないとのことで、再度連絡が取れるまで20分かかってしまいました。

結局かかりつけ医の指示で、救急車にて近隣の病院に搬送することになりましたが、その間はとても不安でしたし看護師としての判断や業務の限界を強く感じました。

特にデイサービスは現場にいる医療者は自分だけで、周りのスタッフには頼ったり相談出来ないこと、また常に医師の指示を仰ぐことが出来ないというところが、病院とは大きく違う現場です。

このような急変時は、デイサービスよりもむしろ病院の方が安心して仕事が出来るなあ、と思います。

特に私は非常勤として働いていたため、利用者さんの情報が少ない中で急変時の判断をしなければいけないことも難しく感じました。

しかし、デイサービスの中にはクリニックや病院に併設されているデイサービスもあります。

そのような現場であれば、急変時には院内の医師にすぐに診てもらえたり、他の看護師がサポートに来てくれたり相談もできるため個人の負担は少ないでしょう。

デイサービス 看護師の急変対応の流れ

デイサービスで看護師が急変に直面したときの流れについて、ここからは、参考までにお話ししていきます。

デイサービスで起こりうる利用者さんの状態変化は、血圧変動や酸素濃度の低下、意識低下、呼吸困難感の悪化、嘔吐、めまい、転倒事故などが挙げられます。

その時看護師は利用者さんの症状と基礎疾患、経過を確認し、病院への搬送がすぐに必要かどうかを判断します。

病院への搬送が必要なければ、このまま経過観察をするか、それともすぐに帰宅するかどうかを判断します。

そして、家族と担当ケアマネージャーに電話で連絡を取ります。

大体のケースが家族へ状況報告しながら、家族の判断も仰ぎつつ検討することが多いですが、家族が仕事で連絡がつかないこともあるので、そのような場合はケアマネージャーと相談して対応することもあります。

しかし意識消失やバイタル低下といった急変時は、看護師が直接、かかりつけ医や近隣病院と連絡を取って救急車を呼んで搬送することもあります。

また家族やケアマネージャーと連絡が付かないが、すぐに受診が必要であると判断できる時は、看護師が付き添って施設の車で病院へ連れて行くこともあります。

このように看護師が施設を離れてしまう時は、看護師1名体制の場合、現場に医療者が居なくなってしまうため管理者やケアワーカーに施設を任せることになります。

ですから看護師は適宜、電話連絡にて施設の状況確認をしながら搬送に付き添います。

ここまで対応の流れを説明してきましたが、デイサービスでは急変対応は極稀なことです。

そして急変の頻度は利用者さんの人数や介護度の重さ、医療必要度によっても変わってくると思いますので、デイサービスを選ぶときにどのような利用者さんが利用しているのか確認してみましょう。

デイサービス 看護師の急変への不安、これで少し解消!

デイサービスの看護師でも、急変に直面することはあります。どこの現場でも急変は必ず起こるものなので、心構えは必要だと思います。

しかしデイサービスは看護師が少人数の職場だからこそ、自分の身を守るためにも、いかに急変時の危機を回避するかを考えておくことも大切です。

いざという時に慌てず、迅速で適切な対応を行うために!ちょっとした急変時のテクニックをあなたにお伝えします。

それは3つあります。

1つ目は、他のスタッフへの急変に関する知識伝達や教育的関わりです。

急変は必ずしも看護師の目の前で起こるわけではありません。

送迎中であったり、先にも話したように看護師の不在中(他の利用者さんの受診中など)にも起こる可能性があります。

看護師が現場にいなくても、サービス中の急変なのでもちろん出勤している看護師に判断を委ねられます。

その時に、介護福祉士やケアワーカーが利用者さんの状態を出来るだけ明確に伝えてくれないと、看護師も判断が難しくなります。

他のスタッフからの電話連絡でも看護師がスムーズに判断・指示できるように、最低限、急変時の簡単なレベル確認の方法や状況説明の仕方、血圧計やサチュレーションの使い方は伝えておいた方がよいでしょう。

また、当たり前ですが常に現場の職員とのコミュニケーションを取るよう心掛けることも大切です。

2つ目は自分でも急変対応について勉強・想定しておくことです。

病院の急性期に勤めている、もしくは急性期看護の経験がある看護師さんは大丈夫かと思います。

しかし急変対応の少ない現場で働いている看護師さん、または自信がない方は少しでも復習や勉強しておいた方がいいと思います。

やはり多くのデイサービスが看護師は少人数で、医療者は自分だけしかいないという現場もあります。

もしもの時に1人でも適切な対応が行えるように、急変時のレベル確認と一時救命、利用者さんの疾患に関する知識は、ある程度勉強をしておくことをお勧めします。

3つ目は、看護協会などの看護師賠償責任保険に入っておくことも1つの安心材料かと思います。

デイサービスは小規模な施設から、大手企業が開設している大規模な施設、病院・クリニックの併設施設など様々あります。

現場によっては、常に医師が側にいるとは限らないので、看護師が責任問題を問われることも無いとは言い切れません。

やはりどうしても心配だという看護師さんは、保険加入を検討されてみるのも良いと思います。

ここまでちょっと怖いことばかりお話してきましたが、あまり心配しすぎないでくださいね。

紹介したようなスタッフへの知識伝達や普段からのちょっとした心がけで、急変時の不安や負担は減るのではないかと思います。

また働く施設の選び方によっても看護師の不安・負担は変わってくると思いますので、まずは看護師転職サイトに相談してみてはどうでしょうか。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイデイサービスの看護師の実態を18の側面から徹底解説! 編集部

デイサービスの看護師の実態を18の側面から徹底解説!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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